2014年2月7日金曜日

製作者 オレグ・ボドロフから「日本のみなさんへ」

2014年4月 オレグ・ボドロフさんからのメッセージ
  「親愛なタカさん、日本の友人のみなさん、私にとっても、仲間たちにとっても大変感動的なことです。ドキュメンタリー「不毛の地」への感想をありがとうございました。福島の悲劇とマヤーク再処理施設のドキュメンタリーを一緒に上映するというのはいいアイデアだと思います。核技術の民生利用も軍事利用も人間への帰結は同じです。
 もう一度感謝します。8月には日本でお会いしたいと願っています。次のアイデアと可能な共同の行動について意見交換したいですね。春のバルチック海岸からあいさつを贈ります。オレグ」

Dear Taka-san! Dear Japanese friends! It is very emotional moment for me and my colleagues!
Thank you for the comments about the Wasteland documentary. I think it was very good idea to show the documentary about the Fokushima tragedy and about Mayak reprocessing facility. The consequences for the human from civil and from military nuclear technology is equal!
It would be nice to start more discussion about it!
Thank you very much again and I hope to meet you in Japan in August.
I hope to discuss with you some ideas and possible common actions!
All the best from the spring Baltic Sea coast.
Your
Oleg

2014年3月 オレグ・ボドロフさんからのメッセージ

親愛なタカ(高草木博)さん
親愛な友人のみなさん  

  私や私の仲間たち、ドキュメンタリー「不毛の地」の監督兼撮影を担当した私の友人、ゲンナジ・シャバリンにとって、(日本語版の完成は)感動の瞬間です。このドキュメンタリー「不毛の地」を通じて日本でも理解が広がることを心から嬉しく思っています。

  ロシアでの上映は、障害が多くほんとうに大変です。しかし、いまや日本ではいくらでも見てもらえるようになりました! けれどもこのフィルムの日本語版をつくることはもちろん簡単ではなかったと思います。あなたから、このことを可能にしてくれたすべての日本の仲間たちに心からの感謝を伝えていただけますか?

  あなたのメッセージは心のこもったもので、私たちみんながこの地球の一つにつながった家族であることを感じさせてくれました。そのことにも感謝します。

 春のバルチック海岸より愛をこめて。
 オレグ ゲンナジ

Dear Taka-san!
Dear friends!
It is very emotional moment for me and my colleague and friend Gennady Shabarin who was a director and cameraman of the Wasteland documentary.
We are very glad to be understandable in Japan with our Wasteland documentary. It was to many barriers to show this documentary in Russia! But now it is so easy to show in Japan! But I think it was not so easy to do the Japan version of this film. May I ask you to send thanks so much to all Japanese colleagues  who did it!
Your message is so warm and we feel that we are one ecological family of our planet!
Thank you for this!
With Love from the Spring Baltic Sea coast.
Yours Oleg and Gennady




2014年 2月 オレグ・ボドロフさんからのメッセージ
 
1999年に広島・長崎の大会で最初に訪問してから、広島・長崎の悲劇はチェルノブイリの悲劇とおなじであることを知りました。1986年、事故の直後、私も生態学者のようにチェルノブイリの汚染地帯を訪問しました。そして(戻った後?)核技術の軍事利用と民生利用、可能な新エネルギー戦略などについてのポスター展を主催しました。http://www.greenworld.org.ru/?q=posters
 福島の悲劇は核技術の危険について人びとにさらなるメッセージを与えています。日本の原子力産業はセラフィールド(イギリスのウィンズケール)再処理工場と提携し、日本の原子炉から出た使用済み核燃料の再処理を託しています。セラフィールドは再処理からの液体放射性廃棄物を北海に捨てています。水面下の海流はこの放射性廃棄物をバルト海へと運んできます。そこに、私の住むサンクトペテルスブルグ近郊も接しています。そのことを日本の人が知っているかどうか私にはわかりません。私のビジョンは、核兵器に対してだけでなく、原発に対しても私たちは協力して行動する必要があるということです。この問題を会議などで討論できるといいと思います。それについてロシア語と日本語のドキュメンタリーをつくったりすることもいいと思います。



0 件のコメント:

コメントを投稿